Groove Works   04-2968-4081

対応材質

当社では、下記の材質に対応しております。

対応材質 ・アルミ合金全般  A2017、5052、5063、6061、7075…等
・ステンレス  SUS303、304、316、316L、430
・真鍮 C2801等
・鉄 SS400、S45C等
・POM EW、NW等
・ポリカーボネイト
・アクリル
・塩ビ
・MCナイロン

技術紹介

クリック・タップするとそれぞれの技術・工程についての説明が表示されます。

真空成形

真空成形とは、板状の樹脂に熱をかけて軟化させ、それを凸または凹型に押さえつけ、樹脂と型の間の空気を下から吸うことで真空に近い状態を作り出し、型に樹脂を密着させることで作りたい形状にする成形法です。

真空成形は、スポイラーやオートバイのカウリングなど、形状の簡単な部品に用いられ、特にモデルの試作など造形物の片面だけを複製する場合には、安価で、なおかつ短納期で製作することができます。

特性上、複雑な形状の場合はディテールが出にくい、均等な厚みを再現することが出来ない、基本的には片面しか出来ないなどの形状上の制約があります。このような制約が問題になる場合には、真空注型という別の手法を用いる必要があります。

鋳物

鋳物とは、加熱して溶かした金属を型に流し込み、冷えて固まったものを型から取り出して作る金属製品のことを指します。

型の形成が容易で、また、出来上がったものを取り出すために型を崩すのも簡単に済ませられるため、複雑な形のものをつくるのに非常に向いています。

木型

木型(きがた)は製品の外観の検討や機能の確認のためにつくられる原型で、基本的には木製です。モックアップとも言います。木型は商品の外観デザインや使い心地、可動部の検討用に用いられます。木で作られる理由は低価格、丈夫、切削(修正)が可能と言ったところです。

玩具の原型に木型が用いられることが多かったですが、近年では小型の家電製品や自動車、新幹線、航空機のデザイン・機能検討用にも用いられています。

また、玩具の原型の場合は、木型の段階で可動部のギミックなどを再現、パーツごとの分解も可能にしておき、そのまま製品の原型とすることが多く、微妙なカーブの修正や隙間の修正には、天然木材以外に、おがくず(木の砕片)を樹脂で固めたものなども用いられます。

旧来は職人による手作業に負うことが多かったですが、近年は3Dプリンタ(3Dプロッタ)の発達でCADデータをそのまま立体として成形できるようになったため、呼称はそのままでも、木材を用いず、FRPや合成樹脂で代用されることが多くなっています。

自動車や携帯電話など、デザインが販売に大きく影響する商品においては、今でもモックアップが使われています。

モノづくりにおけるリバースエンジニアリング

ものづくりにおけるリバースエンジニアリングとは、製品の先行イメージとして作られたクレイモデルや、既に現物がある製品などの形状データを測定し、それをもとにCADデータを作成することです。

3DCAD、および接触式、非接触式の3次元形状データ測定器が発達するにつれ、こういった方法が急速に普及しています。

3DCADを活用した製品の事前検討を行う際、CADでは作成しにくいデザインの微妙な変化が織り込まれた製品データや、2D図面しかない製品データを3D化したりする際に活用されています。

同時5軸加工

加工物を回転させる5面加工と違い、刃物の可動範囲を増やす事によって大幅に対応可能範囲が広くなった切削加工です。

同時5軸加工ではヘッドを回転させ、ワンチャックでの多面加工が可能です。アンダーカット部分の加工もスムーズに行えるといった強みもあります。

従来の工程を省いて一度に加工が行えるため、製品の完成までのスピードは格段に速く行えます。また本来であれば治具を製作して行っていた加工等も同時5軸加工にて、一括で行う事が出来ます。

三次元加工

三次元な曲面を削り出しで行います。三次元CAD/CAMを利用します。
滑らかな曲面を製作する事が可能です。

試作切削加工

本格的に製品を削り出しする前段階で、実験的に製作します。
開発途中段階の製品を一旦、形にしたい場合に行います。

治具設計・製作

加工や組み立てを行う際に効率よく作業が行えるよう、位置決めや固定を行う補助具の製作を行います。
当社では、複雑な形状やねじれのある形状の立体造形物を設計・切削するのはもちろんの事、お客様のデータをもとに製品製作も承っております。
治具製作の件でもお困りの事がございましたら、是非ご相談下さい。

樹脂切削

(対応材質:アクリル、塩ビ、ABS、MCナイロン、POM、ケミカルウッド等)
当社では幅広い樹脂の削り出しが可能です。デザイン試作はより実物に近い素材を使い、部品の自作や小ロット生産等では必要な強度や材質の素材を選別し使用することが 可能です。
対応可能材質としてはアクリル、塩ビ、ABS、MCナイロン、POM、ケミカルウッドとなります。
この材質は?といったご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

アルミ加工

(対応材質:A2017、A5052、A5063、A6061、 A7075等)
高精度のアルミ加工を得意としております。
アルミは素材が柔らかい為、傷がつきやすく、温度変化など環境の影響を受けやすいですが、「仕上がりの美しさ」には様々な業界のお客様より評価いただいております。
材質はA2017、A5052、A5063、A6061、 A7075を中心に行っております。

ステンレス加工

(対応材質:SUS303、SUS304等)
ステンレス鋼とは鉄に10.5%以上のクロムを含有した合金鋼の総称です。
鉄につきものである「さび」を防止するよう改良されており、耐食性・耐久性・耐火性・低温特性・加工性等で優れた特性を備えています。材質はSUS303、SUS304を中心に加工を行っております。
この材質は?というご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

真鍮加工

(対応材質:C1020、C1100、C2801、C3713等)
真鍮とは銅と亜鉛の合金「黄銅」の別名になります。比較的加工が行いやすい反面、手入れを怠るとくすみが出てくるのも特徴の一つです。加工後の表面処理が必要不可欠と言える材質です。
当社では加工後の表面処理まで一貫してお請けする事が可能です。
材質はC1020、C1100、C2801、C3713を中心に行っております。

構造用鋼・炭素鋼

構造用鋼とは、産業用機械などの構造用材料として用いられるもので、キルド鋼から製造されております。
炭素含有量や添加されている合金元素によって分類されます。
炭素鋼は特殊鋼の中では硬度が低く、また粘り強いので、ある程度の強度が必要な構造部品に使用されます。

プリハードン鋼加工

中程度に焼入れ処理した鋼材で、金型用鋼材として用いられる事が多く、焼入れをしないで使用するのが殆どです。
焼きなまし材に比べ、切削加工表面のむしれが少なく、みがき作業などの後工程の合理化に寄与します。

機械部品加工

品質・コスト・納期面において、様々なお客様のご要望にお応えできる様、日夜努力し機械部品の製造を行っております。タービンブレード等、多軸加工機が必要な3次元形状部品についても、プログラム作成から一貫して行っております。
全て自社内で行える為、短期間での製品立ち上げが可能です。

ブリスターパック製造

ブリスターパックとは台紙の上に商品を配置し、その商品の形状に合わせ軟質の透明なプラスチックで覆う包装の事で、薬の錠剤等の包装に多く使われています。当社ではブリスターパックの製造も対応可能です。

工業用部品トレー製造

周辺からのさまざまな干渉より部品を保護するトレーで、数量管理なども容易に行うことができます。

当社はこれまで様々な工業用部品トレーを作成してまいりました。
目的によって最も適した厚みや材質、形状、色にて制作致します。
頑丈で壊れにくく、しかも見た目も良い工業用部品トレーを作成いたします。ご用命の際はお気軽にご相談下さい。

グルーブワークスの製造工程について

グルーブワークスでは、以下のようなフローによって、作業を進めております。厳密な検査と精密な作業で、高品質な製品を皆様にご提供しております。

下記をクリックいたしますとフローの詳細をご覧になれます。

製造工程とその流れを見る
1.お問い合わせ 2.打ち合わせ 3.3D CADデータの確認 4.支給データの確認 5.お見積り 6.実物をスキャニング 7.モデリング 7.モデリング 8.切削 9.製作物の仕上がりのご確認 10.形状修正(リバースエンジニアリング工程へ) 11.ハンドメイドで形状修正 12.修正したモデルをスキャニング 13.スキャニングしたデータをもとに再モデリング 14.再切削 15.製作物の仕上がりのご確認 16.ご納品